企業は一般的にお客様や従業員の幸せのために事業を行なっているといいます。実際に「我が社はお客様満足を追求する」とか「従業員の幸せ向上のために・・・」という言葉は一般的に使われているフレーズだと思いますが、では具体的にお客様が自社のサービスに満足しているのか、また自社の社員が仕事を行う上で幸せを感じているのかどうかということをどのように測っているのでしょうか。実際はほとんどの企業において、お客様の満足度を測定する具体的な施策は存在しないというのが現状ではないでしょうか。昨今問題となっている職場のメンタルヘルス対策やストレスチェックの義務化により、ストレスチェックテストを導入している企業は急速に増えていると思いますが、それでも年に1回〜数回実施しているというのが関の山ではないでしょうか。
私が先日から携わっているプロジェクトは、簡単な方法で顧客や従業員の幸せ度合いを図るというものです。とてもシンプルな仕組みですが、定点的に日々データを蓄積するという点ではとても優れたツールですのでご紹介致します。名称は、「HappyOrNot(ハッピーorノット)」といいます。
上部の画像のようなターミナル端末を店舗や職場に設置して、通過する人に4つのボタンのうち1つを押してもらう、それだけです。あまりにもシンプルなので、一般的なその他のソリューションと比べて20倍以上押してもらうことができるというのが同社最大の強みのようです。同社は2009年にスタートし、現在では70カ国で展開、2000社以上にサービスを提供しています。カルフール、イケア、ケネディ宇宙センター、マイクロソフトなどの有名企業が同社のツールを採用しています。
詳しくは同社のウェブサイトをご覧ください。