
2016年11月16日(水)放送のテレビ東京WBSの特集「人の動きをつかめ!」の中で、「不振といわれるアパレル業界でも、人の動きを分析し、客が買わなかった商品を知り、商品開発などにいかそうとしています。」としてTSIホールディングスが導入を決めたリテールネクストの仕組みが一部紹介されました。
紹介ページ(画像はこちらのページから引用しています):http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_121684/
同番組内では、まず1つ目の事例として近年増え続ける登山中の遭難者を見つけ早期の救助を支援するシステムが紹介されました。携帯の圏外でも繋がる無線を使い登山者がもっている端末(小型発信器)を検知することで動きを捉えます。
2つ目の事例は、ハーバー銀座館で導入された人の滞在をヒートマップで表示するシステムです。人通りが多い少ないが分かるので、人通りが少ない場所に人気商品を置くなどしてスペースを有効活用しようというものでした。ただこのシステムはPOSデータとの連係が不足しています。全体としての人通りと、購買した人の人通りとは異なるケースがあります。例えばあまり人が通らないが通った人は高い確率で購入するエリアであれば、改善をする必要がないという判断が出るかもしれません。
そして3つ目の事例として紹介されたのが、TSIホールディングスのパーリーゲイツの店舗でした。こちらはリテールネクストのトラフィックカウントツールを活用し、客が買わなかった商品の価格帯などを知り商品開発に生かしていくということでした。このケースを見ても店内の測定とPOSとの連動は必ず行った方が良いということがわかります。